モスコミュールは銅のマグカップで飲むのが正式と言われる。
その誕生のいきさつから、そうなったのであるらしい。
詳しいことは省くが
しかし、このマグカップ 実はこの店のものではない。
これは私が大学の頃に買ったものである、
かれこれ10年以上使い続けているか・・・・
大学生にはバーは少々お高価いので、自分でウォッカとジンジャービアとライム買って作って飲んでいた。その時のものである
コレで飲むと飲むときにカップ全体が冷たく、口当たりがとても良くなる。
冷たいカップに唇が触れるのが、なんとも心地いいのだ・・・
残念ながら、なじみのこの店は銅のマグカップを置いてない店だった
で、マスターにお願いして私のを置いてもらっているのだ。
酒飲みはこのように小物にこだわるものだ・・・モスコミュールやスカイボール等そんなに頻繁には注文しないクセに。
所詮は学生の買うものだ、持ち手はゴツゴツと持ちにくかったりする。
しかし、長年使っているこれ もう手放せない。
このときこんなウィスキーを飲んだ
ブリックラディックの旧ボトル
最近は「ブルイックラディ」と呼ばれるようになったがどうも気に入らない
韻を踏んでるから面白いのではないか・・・
どうせ、英語の発音なんか出来んのなら
「洒落」を効かせて欲しい、酒だぞ?
実はコレ、最近のブリックラディックではない。
ブリックラディックの蒸留所は一度閉鎖されて、最近になって再開したのだ。
これは、再開以前の蒸留所で作られたものである
今とは随分味が違う・・・・
加水するとフワリと高貴な香りが立つ感じだ。
正直、今のブリックラディックは以前よりミーハーになってる気がするな。
良い悪いではなく。
6年前(まだ20代だよ)にも飲んだが久しぶりだ。
ボトルの中身が少なくなってきているのに気付き、あわてて最後の1杯を飲んだ。
酒飲みにはセコイやつが多い。
じっくりと時間をかけて楽しんだ。
これでもう、この酒と会うこともあるまい。
(他のバーで見つけたら即座に飲もう)
この記事にトラックバックする