コンチェルトが終わって15分の休憩 いよいよメイン曲
チャイコフスキー交響曲第5番である 今回はプログラムも良かった気がします 去年に比べりゃかなり
この曲 定期演奏会では18年ぶりである 私が大学2年の時にやって以来だ
その次の年に、国民文化祭だかプレ国民文化祭で岩手大学と合同でやって・・・
さらに次の年には県オケも加えて合同でやった
やり続けた反動か?飽きてしまった感があったのか暫くやらなかった曲だ
だが、そのようなイベントで使われるくらいにゴージャスなうえに演奏可能ないい曲である
メロディーと構成がしっかり整っていて完成度の非常に高い曲だと思う
学生時代に後輩のO・時田と私の部屋でチャイコフスキーの交響曲を1~6までぶっ通しで聞いたことがあった
流石に疲れて聞き終わった時はヘロヘロだったが
が、1~3は好きか嫌いかは兎も角として・・・まあ結構駄作である感じ
で、4~6は完成度の高いいい曲だ 1~3知らなくとも4~6は聞くって人が多いのも通りであると思われる
6が一番有名な「悲愴」であり、チャイコフスキー自身が「どの曲よりも愛している」と言っただけのことはあるが
普通の交響曲とはちょっと違い、当時も良く言って「革命的」な曲である
イレギュラーな曲である
正道でいて完成度の高いのはチャイコの交響曲では5番なのではないか?
と思われる 個人的に
そして個人的な思い入れだが、この当時
私はトレーナー(学生指揮)の修業を始めた年でもあった
毎晩先輩の家へ通って練習した初めての曲がこのチャイコの5番なのである
曲が始まる クラリネットの暗いメロディーが客席をも緊張させる
クラリネットは少し上手くなったか?
アレグロ・コン・アニマから曲にリズムが出てくる 直後にFgソロ
金管楽器が入り盛り上がりが激しくなる
Tbの子も1年だと言うのにいい音出してるではないか
先輩が苦渋の決断の結果ドタキャンした理由も少し解った
その金管楽器、何故かスゲー上手い・・・
と思ったら、TUBAのエキストラがプロじゃねーか
相変わらずここんとこはドーピングオケだ
去年、ティンパニーは大絶賛を受けていた
何しろ出だしからティンパニーの曲だったし
でもやっていたのはOG 入部した頃から才能が目立つ子だったが、今回は出産直後で出られないとか
だが、1年生のティンパニー 4月入部の初心者がこの曲をよくやったもんだ
まあ、太鼓すら引っ張ってくれるTUBAだったので良かったか
音楽ってやはり低音の上に高温が乗って成立するもんだとしみじみ感じたな
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