エリの歴史９ エリとペットショップ

さて、以前にも書いたが、私は時々エリを預ける。

ほんの２キロ離れた実家に預けることも可能なのだが、エリには色々な経験をさせようと思っているのだ。

それに、実家に預けると２日で腹をこわすし。

預けるのはエリを紹介してくれたペットショップ。

こぢんまりした、古い建物で（今年の夏に改装になるが）中に、販売中のペットが居ないことが殆どだ。

しかし、ここのオバちゃんは信頼しているので、エリはここに世話してもらった。

おりこうに留守番できてるのか？飼い主としては気になるところだ。

最初の頃は怒られた、

「あんた、甘やかしすぎやわ～」

と、ケージで片時もじっとしてなかったらしい。鳴きまくりだったとか　最近はキチンとできてるようだが。

う～む、エリはケージに入れてないからな。

ケージの扉開けっ放しなので、ケージにいるのは寝る時の最初３０分位？いつの間にか部屋の別のところに居る。

暑くて戸を開け放していると廊下で寝てたりもする。

さて、ここのオバちゃんも犬を飼っている。

14歳、いやそろそろ１５歳か？

パピヨンのジュンちゃんだ、歯が抜けて舌が横からはみ出している。

エリは仲良くしてもらってるらしい。ケージは隣どうしで元気なエリが手や鼻をだしてちょっかいをかけると、応じてくれるらしいのだ。

ワンワン吠えると、５回に１度位は相手してくれるとか・・・

ジュンちゃんもう年なんだから、あまり困らすなよエリ。

いつだったか、エリを向かえに行った時。

ペットショップに入った。

「こんにちは～」

すると奥からすっげー元気に吠える犬の声、エリだよ。

ジュンちゃん歳なので代わりに吠えてるのか？すっかりなじんでしまっている。

 

さて、老い先も短そうなジュンちゃんだがオバちゃんの躾は厳しい。

以前、買い物に行った。建築中なので近くの古～い家に間借りしている。

ジュンちゃんはそれが気に入らなかったらしい。待遇が悪くなった事に講義してハンスト起こしたようだ。

そんな最中にエリが来たのが嬉しかったようだ、ク～ンク～ンと奥から聞こえる。

「せっかくだから会わせてあげましょうか？」

と言ったが、

「今あまい顔すると良くないから」

と、ジュンちゃんと会わせなかったのだ。

う～ん、きびしい。

 

エリがそんな歳になったとする、自分ならそこまで厳しくできるだろうか？

断言するが、絶対無理。

どうせ、あまり長くはないのだから好きにさせてやるようにラーベナルト。

とゆーことになりそうだ。

 

まあ、しかしジュンちゃんに仲良くしてもらってるエリは、この間会ったとき喜んでました。

最近はジュンちゃん可愛がろうとしたら割り込んでくるとか、

遠慮ないな、エリ。

注：ラーベナルトは我が家の執事だ