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富山県射水市 ほたる野歯科医院 院長ブログ  「この院長はこう語った」

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最近は私らの頃より1ヶ月早く行われるらしい

冬の寒さが漂って、うす曇の日が多くなってくると未だに甦る記憶。
歯科医師国家試験の記憶が甦ってくる。

どう思い返しても、今までの人生であれほど机に向かった時期はなかった。
最も、同級生は高校、大学の受験の時のほうが机に向かってたと言うが。
 
勉強をし始めたのがこの時期だったので思い出すのだろう。
もう10年以上前の事なのに、忘れられないのが恐ろしい。
 
まあ、辛くはなかった。
むしろ授業はないし、同級生らとメシ食いに行ったりしながら・・・
気分転換に、土曜に通ってた太極拳の練習が花巻であったので、
花巻まで勉強道具を持って行って、いつもと違う雰囲気を楽しんだり・・・
けっこう有意義な時間を過ごせたと思っている。
 
で、国試をむかえ・・・
前日に皆でバスで受験場の仙台に行った。
同じホテルに泊まり、空いてる時間は問題集と睨めっこ。
未だに疑問を抱えてる箇所を人に聞きあったり・・・
既にまな板の上に乗ってるのに往生際の悪い事である。
 
国試は2日に分けて行われた。
最初は、解剖学や生理学、生化学等という基礎の分野。
これがまいった。
例年では考えられないような難しさであった。
国試浪人した人達は
「俺たちの1年をかえせ」
と言ってたくらいだ。
 
わたしもさっぱり出来なかった実感がある。
で、翌日・・・
最後の臨床問題は時間が無くなるかもしれないからペースを考えてやれ。
と、アドバイスを貰う。
 
よし、判った。それなら思い切り早く解いて、2、3回読み返そうと急いでやる。
この数ヶ月の総決算だ。我ながらよく続いたものだとか、余計な事もアタマにちらほら浮かぶが、もの凄いスピードで問題を解いていく。
 
途中、答えが同じ「エナメル上皮腫」になったものが2つ出た。
国試のパターンとしては、この場合はどちらかが間違いだ。
同じ答えが2つってのは、あまり例が無いと言われる。
最後まで一度解いたらこの答えを見直そう・・・そう考えて進む。
 
で、最後の問題だ。解き終わった!  見直す時間は充分すぎるほどある。
・・・だが、最後の問題を解き終えた時に異常が発生した。
プツンッ・・・と何かが切れたのだ。
 
「切れた・・・今、僕の中で何かが切れた・・・決定的な何かが・・・」
そんな感じだった。
一応見直してみるが、全く集中できない。
今まで、やったことも無いくらい長い間かけて試験勉強をしたせいだ。
張り詰めた緊張の糸が切れてしまったらしい。
 
気になるエナメル上皮腫・・・2つあるって事はどっちがひとつは正解だろうと直さずに退出、部屋を出た。
一度出ると当然戻る事はできない。
そのままボ~ッと椅子に座っててもいいのに部屋を出たくてしょうがなかった。
部屋に居るだけ無駄無駄無駄ァと思ったし・・・
 
で、なんとか国試は合格
気になるエナメル上皮腫は、なんとその年に限って2つともエナメル上皮腫が正解だったという嬉しい誤算が・・・
見直してどっちか一つ直してたら、国試落ちてたかもしれん・・・といまだに思ったり。
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院長
性別:
男性
趣味:
陳式太極拳 音楽(大学時代に管弦楽団に所属、ファゴットと指揮を担当) 酒(なぜかバーボンは嫌い) 犬(ポメラニアンを飼っている) 読書(漫画も多数)

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