バルセロナ旅行記 4日目 マティーニ

食事をしてる最中に雨が降ってきた

結構本降りになっていたが、少し弱まってきた頃にタクシー拾って帰る

バルセロナ最後の夜　最高のディナーだったが

更にホテルのバルにもう一杯飲みに行く　ヨメは満足して部屋で寝てたが

どうしてもドライマティーニを飲みたかったのだ

 

噂ではドライマティーニ注文すると、ウォッカでシェイクしたモノが出て来る国があると云う、アメリカ？

ウォッカでシェイクなんてジェームズ・ボンドの影響なんじゃないだろうか

「ドライマティーニをウォッカで　ステアではなくシェイクで」

っつー有名なセリフがあるが

 

マティーニなんてのは口当たりが硬いのがいいのに、わざわざシェイクして口当たりを柔らかくするなんてのが如何なものか・・・

一度ジンでシェイクして作ってみたら不味くて飲めなかった

 

で、バルに・・・

「マティーニ」と注文するとこの日は女性バーテンダーだったが

「スウィート？ドライ？」

と聞き返されるので「ドライ」と注文

 

すると、ロックグラスを取り出したのでビックリする

この国ではロックグラスにマティーニ作るのか？

と思ったが、そこにベルモットの「マルティニ」を入れようとしている　要するに「マルティニのロック」を作ろうとしているのだ

なるほど、「マティーニ」って言うのはこの国ではそれなのか

 

あわてて制する

「ぺルドン、ドライマティーニ」と・・・

通じてくれて助かった　マルティニのロックは作られずに済む

 

で、出てきたマティーニがコレ

サイズはダブルくらい　オリーブが２個付いており、アイスピックとかじゃなく長いつまようじのような物を使っていた

味も大雑把

この国の印象は「大雑把」だが、マティーニもそんな感じだった

日本人のカクテルが細かすぎるんだろうか？

 

飲んでたら、アレキサンダーをサービスしてくれた

泡立ちがよく美味しい　こんなグラスなのはサービス品だったからか？

バーテンダー、接客そっちのけでみんなでＴＶのサッカーにくぎ付けだったが

こんなモノが出てきたのは地元のチームが点でも入れたんだろうか？

バルセロナ最後の夜はこうして更けていった